広大な大地と豊かな海のある町”別海町”
日本の”町”としては全国3位の広さを誇る別海町。
端から端まで車で1時間以上かかるという広大な面積は東京23区の2倍以上!
明治30年頃から内陸部へ入植が始まり、当初は畑作が盛んに行われていました。
しかし、昭和に入ると農業から酪農へ転換が進み昭和31年からは機械での開拓が行われ、現在の酪農地帯が形成されました。
現在では生乳の生産量”日本一”を誇っています。
また、野付半島を有する別海町では北海シマエビやホタテ、鮭など漁業も盛んで第一次産業が町の主な産業となっています。
野付半島は知床半島と根室半島の間に腕を伸ばしたような形で突き出ており、全長はおよそ26キロ。岸沿いの海流により運ばれた土砂が堆積して出来た地形で砂嘴と言い、日本では最大の規模を誇っており、半島では様々な生態系を望むことが出来ます。
別海町に行ったら食べて欲しい新・ご当地グルメ

地元の飲食店6店舗が試作を重ね、2008年に誕生した”別海ジャンボホタテバーガー。
別海町の特産品であるホタテと牛乳を使いご当地グルメを作ろうと有志が集まり生まれました。
別海ジャンボホタテバーガーを名乗るために10のルールが設けられ、各店舗でソースの味などを試行錯誤し誕生。全国ご当地バーガーグランプリの初代チャンピオンに輝くなど、その味は本物!
中には2Lサイズのその名の通り”ジャンボ”なホタテを春巻きにして挟んでおり、食べ応えも十分。
現在でも町内5つの店舗で提供されており、別海町に行ったら是非食べて頂きたいメニューの一つです。
大自然を体感できる”最果て”の半島


北海道の最果て、さらには日本の最果てを感じることが出来る野付半島は大自然がそのままの形で残っており、四季折々で様々な自然を体感することが出来る場所。
冬は湾の内側が凍り、水平線ならぬ氷平線(ひょうへいせん)を望む事ができるだけで無く、凍った海の上を歩いたり、スノーモービルで引くソリに乗ることも出来ます。
一面が氷に覆われた景色はまさに絶景で、どこまでも続く氷の景色はここでしか見ることが出来ません。
また、野付半島は豊かな生態系も魅力の一つ!半島だけでも260種類以上の野鳥が確認されているまさに”野鳥の楽園”なんです。この260種類というのは日本国内で確認されている鳥の約40%であることから、いかに野付半島が自然豊かな場所かは容易に想像できるでしょう。
国の天然記念物に指定されているオオワシやオジロワシなどの姿を見る事ができるほか、原生している様々な花も望むことが出来ます。
※氷の上は危険ですので必ずガイド同行で楽しみましょう。

野付半島ネイチャーセンター
住所:別海町野付63
TEL:0153-82-1270
4月~9月 9:00~17:00
10月~3月 9:00~16:00(12/30~1/5休館)
道の駅おだいとう

別海町尾岱沼5-27
TEL:0153-86-2449
9:00~17:00(5月~10月) 9:00~16:00(11月~4月)
年末年始(12/31~1/5)・火曜休(4月~6月、9月~3月)
※火曜祝日の場合は火曜営業翌日休業
1階レストラン四角い太陽(11:00~15:00)※L.O.14:30
北海道で112番目に誕生した道の駅で、1階にはレストランや町の特産品を販売している売店があり、旅の休憩にもオススメの道の駅。建物の3階が展望台になっており、野付半島や国後島を望むことが出来ます。